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14)ISOとPDCAサイクル ISO9001は、品質・マネジメント・システム(QMS)と呼ばれています。このシステムで求められるものは、継続的な改善サイクルの確立です。「PDCAサイクル」を回し続けることが鍵となります。何事も「P」(計画づくり)が重要であることが再三強調されます。「P」なくして「D」(行動)はあり得ないし、必ず文書等の形になっていること(=見える化)が求められます。「施設長の資格」を書かれた内藤さんが、自身の法人である「就職するなら明朗塾」でISO9001の認証取得をされたと述べていますが、「明朗塾」ではこのPDCAサイクルのマネジメントが行われていることを意味します。素敵なことではありませんか! 余談ですが、内藤さんは千葉県の高校の教師をされていたようです。私も経験こそありませんが、高校の教師の免許は持っていました。年齢的に教師になることはできませんし、やろうとは思わなかったので、別の道を選択しました。教育実習を高校に出掛けて行ったことがありますので、懐かしい思い出でしかありませんが…。何か共通する発想(目線?)を感じることができます。 ISOのQMS:2000年版では、大きく変化がありました。大げさに言えば「品質保証システム」から「品質をマネジメントするシステム」(品質管理と訳すと誤解されかねません。)への大転換が行われました。あわせて、顧客満足度の測定が取り入れられたのです。QMSはクオリティ(品質)マネジメントシステムの略ですので、システム化されたPDCAサイクルが動いていると言えます。継続的改善システムが確立するための手法がISOです。 PとDが間違っているかどうか、直ちに検証(C:チェック)して是正(A:アクション)するという、マネジメントのサイクルが機能していれば、常に正常化することができます。ここにISOの魅力があります。記録に残しているかどうかが強調されますので、あまり神経質になってやり過ぎると煩わしさからギブアップしてしまうことにつながりかねません。かなりの企業で途中離脱してしまうという話しを聞いたことがあります。継続こそ力だと思いますので、そのためにも実力に見合ったレベルで取り組むことが大事だと考えています。 必要以上の記録は書かないなどのコントロールが不可欠でしょう。手順書の作成も然りです。力量以上の背伸びした取り組みは、挫折を味わう結果になりかねません。私は前職のISOの取り組みの時にもそう心掛けてきましたし、現在「賃金評価制度構築」のコンサルティングでも、最も注意を払っていることは「やりきること!…従ってシンプル・イズ・ベスト、実力+αの目標」です。 常にチェックして是正できるマネジメントが機能していることが重要です。間違いのない人間はいませんし、完璧な組織はありません。間違いがあることを前提に、リスクマネジメントを執行できるように、事前の対応を準備しておく必要があります。その点ではISOの取り組みは良い体験になると思います。是非、多くの社会福祉法人で認証取得することにチャレンジしていただきたいと思います。但し、これもお金が掛かります。前段階のコンサルティングと審査等を含めると、1千万円近い金額が掛かると思います。どう捻出するか社会福祉法人にとっては頭の痛い課題となります。 |
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